日本の政界を騒がせている事件に、自民党の今井絵理子参院議員の名前が浮かび上がってきました。
彼女が所属する自民党女性局の「フランス研修」に対して、インスタグラムのDMで誹謗中傷が殺到したと告白したのです。
フランス旅行に見える写真が「観光旅行」批判を呼び起こし、ツイッター上で様々な疑問が渦巻いています。
この事件は日本のネットユーザーに衝撃を与えています。
今井議員は、女性局の仲間とともにフランスを訪れ、リュクサンブール宮殿やエッフェル塔の前で写真を撮影しました。
しかし、その写真が一部から「観光旅行」と見られてしまい、税金の無駄遣いを指摘される事態となったのです。
ツイッター上では、「この人数でフランス行ったの？馬鹿げてない？」「何を目的にフランスに行ったのか。それが書かれていないことに愕然とします」といった批判的な声が多く寄せられました。
加えて、今井議員に対してはインスタグラムのDMで、「税金つかって旅行はどうですか？早く死んでほしいです」といった中傷が送られたことも明らかになっています。
今井議員はこうした中傷に対してもたじたじにならず、SNS発信の注意喚起を行いました。
「私は残念ながら何を言われても、死ぬことはありませんが、世の中にはその言葉に悩み、苦しみ、思い詰める人もいます。SNSの発信には気をつけなければいけないですね。さらに言えば、このような言葉を発する方々のことも心配しています」とコメントしました。
彼女はさらに、女性局の海外研修が5年に一度の恒例行事であり、青年局も台湾に毎年行っていることを説明しました。
そして、「公金を使って無駄だ」との批判に対しては、「無駄な外遊ではありません。旅費についても党の活動ですから党からの支出と、参加者の相応の自己負担によって賄われています」と釈明しました。
さらに、フランス研修が実りあるものだったとして、今後も国際交流を積極的に行っていく意向を示しました。
彼女は「これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います」と語っています。また、フランス研修の詳細な活動報告も追って行う予定です。
この事件は、政治家としての責任とSNS利用の難しさを浮き彫りにしています。
今井議員の対応に、世論がどのように動くのか、そしてこれからの政界にどのような影響を与えるのか、多くの人々が興味を持っています。
世の中の変化に目を向けるとともに、今井議員がこれからどのようなステップを踏むのか、注目していきたいところです。
