自民・松川るい:エッフェル塔写真で揺らぐ自民党女性局長のキャリア

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自民党参院議員、松川るい氏の出世プランが大炎上しています。

彼女は自民党女性局のメンバーと共にフランス研修に参加しており、その研修中の行動が問題となりました。

研修中にパリの観光名所エッフェル塔の前でおちゃらけポーズを決めた写真を自ら拡散し、更には自分の次女を同行させていたことが「SmartFLASH」によって報じられ、大きな波紋を広げました。

松川氏の経歴は非常に優秀で、東京大学法学部を卒業した後、外務省に入省しました。

その後は米ジョージタウン大学の国際関係大学院で修士号を取得し、日中韓協力事務局次長などを歴任してきました。外務省が新設した女性参画推進室の初代室長としても活躍し、2016年に自民党から参院選(大阪選挙区)に立候補して初当選を果たしています。

現在は2期目で、安倍派(清和会)に所属しており、外交・安全保障の分野での活躍が期待されていました。

彼女は「エッフェル姉さん」という愛称で親しまれていましたが、今回の騒動により評価が一気に下がってしまいました。

この騒動が彼女のキャリアに与えるダメージは計り知れません。

彼女は防衛大臣の座を目指していたとされており、今夏の内閣改造で副大臣ポスト、来夏には大臣のイスを狙っていたという情報もありました。

しかし、自らの行動が原因でその野心が頓挫してしまいました。

彼女は自分でまいた種といえるかもしれませんが、これほどまでに挫折を味わうことになるとは思ってもいなかったことでしょう。

さらに、彼女の失態は自民党内でも厳しく叱責されています。

小渕優子組織運動本部長からは「不適切な情報発信で誤解されることがないように」と注意を受け、世耕弘成参院幹事長も厳重注意をしたと伝えられています。

世耕氏は安倍派の「5人衆」に数えられる重鎮であり、彼の厳しい叱責は彼女にとって非常に厳しいものでした。

彼女の地元である大阪では、日本維新の会が台頭しており、自民党は苦戦を強いられています。

次期衆院選候補の選挙区支部長を公募しても、2日の結果ではあまりの振るわなさが目立ちます。

彼女は初出馬でトップ当選し、2選目は維新候補に次ぐ2位当選となっていますが、今回の騒動により地元の支持も揺らいでいるというのが現状です。

彼女の真摯な謝罪と行動への意欲が示されれば、一部の支持者からの再評価が得られるかもしれません。

彼女はこれから再スタートを切るために、精一杯の努力をしていく必要があるでしょう。

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