NMB48渋谷凪咲(26)が感動の舞台を大阪・NMB48劇場で迎え、チームN公演「夢中雷舞」で卒業を発表しました。
観客の心に深い感動を残した彼女の卒業セレモニーは、愛と決意が交錯し、涙と笑顔が交差する感動のステージとなりました。
彼女はアンコールでセンター曲「夢中人」を披露。パフォーマンスを終えると、涙を抑えながら「すみません、ここで私から一句いいですか」と一つのボケを放ち、その後、「お話しさせていただいていいですか。私、渋谷凪咲は卒業させていただきます」と涙ながらに卒業の理由を述べました。
渋谷は「自分から(卒業したいと思ったことは)一度もありませんでした」と振り返り、グループ愛を胸に「ほんとにただシンプルに、NMB48が好きだった」と率直な気持ちを伝えました。
仲間に恵まれ、ファンに愛されて、心に素直に無邪気に生きることができたことに感謝し、「(皆に)刺激をいただいていました」と述べました。
また、彼女は4月期の日本テレビ系ドラマ「だが、情熱はある」で山里亮太が好意を抱く女性・丸山花鈴を演じ、連続ドラマ初出演を果たしました。
目標に掲げていた女優としての夢を叶えることで、卒業への決意が強まったとのことです。
渋谷は2012年12月にNMB48の4期生としてお披露目され、その後研究生ユニット「てんとうむchu!」に入り、NMB48では研究生のままAKB48シングル収録曲メンバーに選ばれ、14年2月に正規メンバーに昇格しました。
彼女のおっとりした口調といつもにこやかな笑みはファンに愛され、近年では抜群のコミュニケーション能力でアイドルの枠にとらわれず、バラエティー番組やラジオでも活躍してきました。
お笑い好きであり、「キングオブコント」や「R-1ぐらんぷり 2017」にも出場し、お笑いセンスは芸人からも高く評価されています。
彼女は過去にアイドルに助けられていると語り、生き残れる自信がないとも述べていましたが、新たなステージへの一歩を踏み出す決意を固めました。
発表後、温かい拍手と声援に包まれながらも、涙を流し「みなさん、手え痛いでしょ」と気遣いながら感謝の気持ちを伝えました。
渋谷凪咲の卒業セレモニーはファンの心に深く刻まれ、彼女の新たな一歩に対する期待が高まっています。
未来へ向かう彼女の姿を応援し、愛と感謝が溢れるステージが永遠に記憶に残ることでしょう。