世界水泳2023福岡大会が大盛況の中、男子400メートル個人メドレー決勝が行われました。
日本からは瀬戸大也選手が出場し、予選での実績から注目を集めていました。
予選では全体3位という好成績を収めた瀬戸選手でしたが、さて、結果はいかに?
決勝では、フランスの若きスーパースター、レオン・マルシャン選手との壮絶な戦いが繰り広げられました。
瀬戸選手は前半から積極的にレースを進め、自己ベストに迫るタイムである4分9秒41を記録しました。
これにより、見事銅メダルを獲得し、日本勢として今大会初のメダルを手に入れました。
しかし、このレースで圧倒的な存在感を放ったのはマルシャン選手でした。
彼は08年にマイケル・フェルプス選手が記録した4分3秒84を6秒も更新する驚異的な世界新記録を打ち立てたのです。
瀬戸選手も「世界記録が出そうですね」とその実力を認めるコメントをしていましたが、マルシャン選手の偉業はまさに圧巻と言えるでしょう。
さらに、瀬戸選手は今後の目標として、24年パリオリンピックでの金メダルを掲げています。
しかし、マルシャン選手の存在は瀬戸選手にとって大きな刺激となっています。
「マルシャンがいないと、今も余裕をぶっこいている。彼が居てくれて、本気にさせてくれるんです」と瀬戸選手はコメントしており、競技者としての成長だけでなく、人間としての成長も重要だということを加藤健志コーチが指摘しています。
今後も瀬戸大也選手の活躍に目が離せません。彼の闘志と努力によって、今後の大会でさらなる偉業が達成されることを期待しています。