怒号が飛び交う甲子園での激戦！
巨人・高梨が逆転を許し、阪神・近本は再び骨折離脱の憂き目に。
観客席を埋め尽くした虎党の怒号に包まれた7回の攻防を解説します。
甲子園球場は伝統の一戦で揺れ動いた。7回、1死で一、二塁というピンチで登板した巨人・高梨。しかし、観客の怒号が耳をつんざくような大ブーイングと化しました。
その高梨が最初に対峙したのは阪神・佐藤輝選手。
佐藤輝選手が同点の左前適時打を放ち、さらに高梨が四球を与えて満塁のピンチに陥ります。
そして、坂本による犠牲フライで阪神が勝ち越しを果たしました。
さらに途中出場の小幡にも適時三塁打を浴び、高梨は結局7回途中でマウンドを降りることとなりました。
この一戦で注目されたのは、高梨と近本との前日練習でのエピソードです。
2日前に行われた試合で、高梨の投球が原因で近本が右肋骨を骨折し、長期間の離脱を余儀なくされていました。
試合前の練習で高梨は近本に謝罪しようとしましたが、近本はその謝罪を受け入れることなく、気持ちが伝わったとしてOKのポーズで制止しました。
真剣勝負の場でのエピソードに、近本は「謝られるようなことじゃないです」と。
この試合は野球ファンにとって忘れられない熱い戦いとなりました。
巨人・高梨の登板に虎党が怒号で応え、阪神が逆転勝利を収めるというドラマティックな展開。
一方で、阪神・近本の再びの骨折離脱という悲劇も重くのしかかります。
これからも両チームの戦いには目が離せません。次の対戦ではどんな展開が待っているのか、ファンの期待は高まるばかりです。
