立憲民主党の蓮舫参院議員が自民党の党女性局のフランス研修に対し辛口なコメントを発表し、ネット上で話題となっています。
このフランス研修は、今月末に海外研修として女性局の所属議員らがフランスへと出発しました。
今井絵理子参院議員は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と、研修の目的を説明しています。
一方で、松川るい参院議員がSNSで公開したフランス研修の写真には、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりする姿が見受けられ、一部の国民からは批判の声が相次いでいます。
このような写真を投稿することで、フランス研修の目的が観光旅行のように捉えられてしまい、政治家としての信頼性を問う声も上がっています。
松川氏は後にこれらの写真を削除しましたが、ネット上ではすでに拡散されているため、物議を醸しています。
蓮舫氏は自身のツイッターで、「何もエッフェル塔の前での記念写真を投稿しないでほしい」と指摘しています。
また、フランスの少子化対策については、あらゆる政策を動員した結果だと強調し、財源が不明なまま「異次元」という少子化対策が果たしてどのように反映されるのか、注視する姿勢を示しています。
この蓮舫氏の辛口コメントに対して、ネット上では賛否両論が渦巻いています。
一部のユーザーからは「写真に一喝!」「政治家らしくない」と支持する声がある一方で、「視察活動も必要」「写真だけで判断しないでほしい」といった反対意見も見られます。
フランス研修の目的や実態についての議論がさらに広がりそうです。
少子化問題は日本の重要な課題の一つであり、各党が様々な対策を模索しています。
政治家としての責任感を持ち、真摯に対応すべき問題だけに、このような研修のあり方については国民からの厳しい目が注がれることも理解できるでしょう。
これからも蓮舫氏の発言や各党の取り組みに注目し、少子化問題の解決に向けて議論が進展することを期待したいところです。