国立科学博物館、クラウドファンディングでわずか9時間半で1億円突破!
国立科学博物館がクラウドファンドで驚異的なスピードで目標達成を果たし、ネット上で大きな話題となっています。
光熱費高騰と物価高による資金難を乗り越えるべく、博物館は独自のクラファン企画を展開しました。
開始当初から博物館は、SNSやネット交流サービスを駆使して広範な支援を呼びかけました。
その結果、クラウドファンディングのホームページにはアクセスが集中し、一時的につながりにくい状態になるほどの応募殺到。
国内外からの支持者が殺到したことで、寄付金はわずか9時間半で目標額の1億円に到達しました。
注目すべきは、博物館独自の魅力的な返礼品。
哺乳類の剥製づくり体験など40種類以上の返礼を用意した中でも特に人気を博したのは、普段一般公開されない収蔵庫への「バックヤードツアー」(寄付額5万~10万円)でした。
化石、鉱物、昆虫など9コースを用意し、すべてが完売となったのです。
博物館の公式Twitterでは、国の支援を求める声もあった一方で、博物館独自の返礼品に魅了された支援者の投稿も相次ぎました。
篠田謙一館長は目標達成について「ただただ驚いています。こんなに早く寄付が集まるとは思っていませんでした。多くの方に博物館の活動を理解していただいていることに感謝しています」とコメント。
さらに寄付金の使途について「有意義に使い、標本などを後世に伝えていきたいと思います。みなさまからの応援を励みに、これからも頑張ります」と意気込みを語りました。
国立科学博物館は、これからも多くの支援者と協力して、科学や歴史に関する貴重な資料を保存・展示し、未来の世代に継承していく大切な役割を果たしていくでしょう。
その活動には引き続き注目が集まること必至です。
この快挙は、クラウドファンディングの可能性を再認識させるとともに、博物館に対する人々の熱い支持を浮き彫りにしました。
さらなる成功を期待し、国立科学博物館の未来にエールを送りたいと思います。