感染者数6倍増!コロナ5類移行3カ月で衝撃の増加。イベント再開が影響か

Hot Topics
スポンサーリンク

新型コロナウイルス感染症の法上の位置付けが5類に移行してから3カ月が経過しましたが、感染者数は一貫して増加を続けていることが分かりました。

特に今夏は祭りや花火大会などのイベント再開が感染拡大の一因とされており、お盆の帰省などでさらなる感染増が懸念されています。

感染拡大の防止に向けて警戒度の引き上げが求められていますが、課題も山積。

厚生労働省によると、直近1週間の定点医療機関からの感染者報告数は15・91人で、5類移行以降11週連続で増加しており、移行直後の約6倍にまで達しています。

専門家組織は「免疫逃避が起こる可能性のある株の割合増加」と「夏休みなど接触機会の増加」を挙げ、患者数の増加が継続する可能性を分析しています。

特に、主流の「XBB」系統は従来のBA・5よりも感染力が高く、ワクチンや自然感染で得た免疫を逃れる性質も強いとされているのです。

感染者数は8波ピークの29・80人に比べて半分程度であり、確保病床使用率も50%超の自治体は福岡、宮崎、沖縄の3県に限定されていますが、現場は依然として楽観視していません。

警戒意識の共有に関しては、季節性インフルで使われている「注意報」や「警報」の導入を求める意見もありますが、コロナの流行には明確な周期性がなく、目安設定には検討の余地があります。

ウィズコロナの夏においては高齢者などに依然としてリスクが高い感染症であるため、基本的な対策を改めて取り組む必要があると厚生労働省は呼びかけています。

感染拡大の防止と安全な夏の過ごし方を考える中で、警戒意識の共有と新たな対策の検討が急務と言えるでしょう。

引き続き感染対策に協力し、新型コロナウイルスと共に暮らすウィズコロナの時代を乗り越えましょう。

タイトルとURLをコピーしました