薬物問題の裏に潜む“空白の12日間”とは? 日大アメフト部の謝罪会見を解説

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日本大学アメリカンフットボール部における薬物問題が大きな注目を集めています。

部員の大学生の男性(21歳)が乾燥大麻と覚醒剤の所持容疑で逮捕されたことから、学内は大きな動揺と謝罪の声が相次いでいます。

この問題に関連して、学長、副学長、そして林真理子理事長が会見を行い、謝罪の言葉を述べました。

会見では、事件の経緯が詳細に説明されました。

今年の6月30日に警察からアメフト部の学生寮で大麻使用の可能性があるとの連絡があったものの、大学の調査では違法薬物は見つかりませんでした。

しかし、7月6日に再度、警察から大麻疑惑の指摘があり、調査が行われる中で不審物が見つかりました。

その後、大学側が警視庁に連絡を取るまでに12日間の空白期間が存在しています。

学長は「空白の12日間」について、不審物が見つかった段階では違法な薬物である確証がなく、ヒアリング調査を進めた上で警察に相談しようとしていたと説明しています。

しかしこの対応に疑問の声があがり、報告の遅れを反省する声もありました。

さらに、昨年には大麻使用の情報提供があり、保護者から部員を含む首脳陣に対して大麻の使用調査が依頼されていますが、事実は確認されなかったとのことです。

その後、学生からの自己申告がありましたが、証拠が不十分であることから真相の解明が難航しています。

この薬物問題により、日大アメリカンフットボール部は大きな傷を負ってしまいました。

今後は学生指導の強化や情報提供への対応策など、再発防止に向けた取り組みが求められるでしょう。

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