日本大学のアメリカンフットボール部が麻薬所持問題で揺れる中、元検事の副学長による会見が波紋を広げています。
この問題について元検事の住田裕子弁護士は「ありえない!」と憤慨し、ネット上でも専門用語の連発に違和感を覚える声が多数上がっています。
問題の概要と会見の詳細
日大アメフト部の寮で乾燥大麻と覚醒剤が発見され、大学生の男が逮捕された問題で、日本大学は林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副学長が会見を行いました。
会見では澤田副学長が、大麻使用の噂を受けて学生の荷物検査を行った結果、自身が大麻が入った袋を発見したと説明しました。
しかし、元検事の住田裕子弁護士は澤田副学長の行動に疑問を投げかけ、「元検事としてこの方はあってはならないことをした」と厳しい批判を行いました。
住田弁護士の批判のポイント
住田弁護士は、澤田副学長が発見した大麻入りの袋を「パケ」と表現するなど、専門用語を使いながらもその対応に疑問を投げかけました。
彼女は元検事であるならば、そのような状況で証拠物件をすぐに鑑定に回すべきであり、大事にしている様子から袋の中身は重要なものであった可能性があると指摘しました。
また、自首を促す発言をしているが、検事の権限と副学長の違いを指摘し、迅速な捜査を求めるべきだったと述べました。
ネット上の反応
ネット上でもこの会見に対して様々な意見が出ています。
特に澤田副学長が使用した「パケ」「ブツ」「カス」といった専門用語に違和感を持つ声が多数あります。
これらの言葉が一般的な表現ではなく、麻薬問題に関する専門的な知識を持つ者に限られることから、一般の人々には理解しづらい印象を与えたようです。