近頃、ネット上で注目を浴びているのが、鳥取市内のある旅館の毅然とした対応です。
ある口コミをきっかけに、その対応がSNS上で大きな反響を呼んでいます。
それでは、この騒動の経緯と旅館の返答について詳しく見ていきましょう。
発端となった口コミ 2022年末にGoogleマップのレビュー欄に寄せられた口コミによると、一人の客が宿泊した際に客室でタバコを吸ったところ、罰金一万円を取られたと主張しています。
この口コミは長らく注目を浴びていなかったが、最近になってツイッターで話題になり、再び注目を集めることになりました。
旅館側の反論 旅館のオーナーはGoogleマップ上で返信し、毅然とした姿勢を見せました。
「当館は全室禁煙で、エントランスの外に喫煙所を設けております」と述べ、チェックインの際には禁煙の案内を行っていたことや、館内に禁煙の表示があることを説明しました。
さらに、「罰金一万円」の取り決めについても、高齢の客が禁煙の認識がなかったため、通常の3万円を1万円に減額したと明かしました。
また、清掃にかかる費用が客に請求した罰金を上回ることも指摘し、客室の販売ができない期間の損失にも触れました。
SNS上の称賛と感想 この一連のやり取りに対して、SNS上では旅館の対応を称賛する声が多く上がっています。
一部のコメントには、
「こういう会社も増えてほしい。従業員や働く環境をしっかり守ってくれるような企業が少な過ぎるんじゃ」
「素晴らしい宿。ルール違反する客にはこれくらい反論しないと。よくやった」
といった内容が見受けられます。
さらに、「この宿、好感持てるな。罰金の積算根拠まで明示するとは、ぐうの音も出ないとはこのこと。この宿に泊まりたいのはもちろん、主にも会いたくなる」といったコメントもあります。
この一件を通じて、旅館の姿勢や対応の重要性が浮き彫りになりました。
客と事業者のコミュニケーションが、ネット上でも注目される時代です。
今後もこうした事例から学び、より適切な顧客対応が求められるでしょう。