プロ野球の試合で、中日ドラゴンズは広島東洋カープとの熱戦を経て敗北し、4回連続の負け越しとなりました。
同点の好機で発生した痛ましい走塁ミスが大きな影響を与え、チームはシーズン最速で50敗に到達。後半戦を連敗スタートとしました。
試合の終盤、西武から移籍して初出場の川越選手が2点ビハインドの7回に代打で登場。2アウトで1塁と3塁にランナーがいる場面で、大瀬良投手から打った打球は遊撃手の頭を越える左前への適時打でした。
立浪監督もその打席を称賛し、「本当によく打ってくれた」と褒め称えました。
しかし、ここから悲劇が巻き起こります。打球を見極める必要のあった一塁走者・村松選手が、二塁ベースをオーバーラン。
これを見逃さなかった左翼手の大盛選手が素早く二塁へ送球し、村松選手はベースに戻り切れずタッチアウトとなり、同点の絶好機を走塁ミスで逸してしまいました。
試合後、立浪監督は厳しい口調で「村松の走塁で流れを途絶えさせてしまった。
なぜそういうことが起こるか。
コーチャーがどうのこうのというより、自分の目の前で見える打球。何もあそこまで出る必要もない。
教わるとかそういう問題じゃない。
非常に痛いミスになった」とコメントしました。監督は選手の技術よりも、現場での判断力を重要視しているようです。
一方、ミスを犯した村松選手は「無理する場面じゃなかった。
同じことを繰り返さないようにしたい」と反省の弁を述べています。
これからの試合で同じ過ちを繰り返さないよう、しっかりと成長していくことが求められるでしょう。
このような試合を経て中日は厳しい戦いを強いられますが、チーム一丸となってこれからの試合に臨むことでしょう。ファンも選手たちを応援し、勝利へと導いていってほしいと思います。
