ジテレビ系の「FNS27時間TV 鬼笑い祭」において、2023年7月22日から23日にかけて放送された「100kmサバイバルマラソン」が大きな注目を浴びました。
この企画では、優勝者が決まった直後に倉田大誠アナウンサーが発したコメントが、インターネット上で話題になっています。
マラソンのテーマは「100kmの道のりを、必要以上に休憩時間を取らずに走った場合、いったいいつゴールできるのか?」であり、18人の出場者が優勝賞金1000万円を賭けて長距離マラソンに挑みました。
その中でゴール直前ではタレントのハリー杉山さんとお笑い芸人のワタリ119さんがデッドヒートを繰り広げ、ハリーさんがスパートをかけて優勝を果たしました。
倉田アナウンサーはその後のインタビューの中で、「私、思います。大型生放送のフィナーレにゴールをしてしまいますと、マラソンを頑張っていた人の感動と、やりきったMCの方々の感動がごっちゃになってしまうと思います」とコメントしました。
このコメントがSNS上で共感を呼び起こしており、特に「24時間テレビ」(日本テレビ系)と比較した声も多く見られました。
倉田アナウンサーの指摘するように、マラソンランナーがフィナーレ前後にゴールすることが多い長時間特別番組では、ランナー自身の感動と番組MC陣の達成感が重なり合ってしまう可能性があります。
ネット上のコメントには、
「100kmマラソンは夜までかけなくてもゴールできることは前から分かっていたけど、倉田アナのこの言葉がより重く感じられた」
「番組終了とマラソンのゴールがタイミング被ると、ランナー自身の感動とMC陣の達成感が重なってよくない的なことを言っているのか」
「倉田アナが『マラソン完走の感動と番組完走の感動が同時に来るのが違和感あった』と言っていたのがまじで100%共感できて嬉しかった」
「マラソンで倉田アナが結構凄いことを言っていたよね、フィナーレの感動的な瞬間にめちゃくちゃ共感してしまった」といった声が見受けられます。
このように、倉田アナウンサーのコメントが視聴者に深い感銘を与え、マラソンと番組の感動が相乗することに対する考えを共有した点が、インターネット上で大きな反響を呼んでいるのです。