元DeNA監督であり、外国人選手として初めてNPB2000安打を達成したアレックス・ラミレス氏(48)が、野球殿堂入りを果たしたことで、野球ファンの間で話題となっています。
彼は、24日に更新された人気YouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」に特別ゲストとして登場し、現役時代に苦手だった投手についての貴重なエピソードを披露しました。
通算でヤクルト、巨人、DeNAで2017安打を放ち、野球界のレジェンドとして名を馳せたアレックス・ラミレス氏は、野球殿堂入りを果たすという栄誉に輝きました。
彼の対戦成績は圧倒的であり、多くの名投手と対峙してきましたが、特に打率が低かった4人の投手についての話には多くの関心が寄せられています。
その中でも特に注目されたのは、MLBで活躍する元広島のエース、西武の黄金時代を支え、通算224勝を挙げた左腕投手、そして阪神のブルペンを担ったJFKという名前が挙がりました。
彼らは名だたる実績を持ち、アレックス・ラミレス氏にとっては強敵でしたが、彼が最も嫌がった相手は、中日の守護神として君臨した岩瀬仁紀氏だったのです。
岩瀬仁紀氏に対して、アレックス・ラミレス氏は「1本しかホームランを打てなかったね。岩瀬選手はとてもタフな投手で左投手にもかかわらず、全然打てなかった」と振り返ります。
岩瀬氏のタフなスライダーや戦略的な球は攻略するのが難しく、彼が打席に立つ度に厳しい戦いを強いられたとのことです。
アレックス・ラミレス氏は真剣な表情でホスト役の江川氏に向けて、「スライダー、凄いね」と語りました。「外(角)からストライクを入れたり、真ん中から右足の方へ(スライダーが)来たり。とても攻略するのが難しかった」と当時の苦戦を明かしました。
その対戦成績は35打数8安打2打点でしたが、岩瀬氏に対してのみ1本のホームランを放ったのは対戦最終年(2012年)だったようです。
岩瀬仁紀氏との対戦はアレックス・ラミレス氏にとって特別な思い出となったことでしょう。
アレックス・ラミレス氏の対戦相手との苦手な投手に対するエピソードは、彼の野球人生を彩る貴重な一面であり、彼の野球ファンにとって興味深い情報であると言えるでしょう。
彼の圧倒的な実績とともに、対戦した投手たちとの戦いに対する姿勢と感謝の気持ちが垣間見えるエピソードに、多くのファンが感動したことでしょう。