日本のプロボクサー、井上尚弥が、新たな階級でもその圧倒的な強さを証明しました。
WBCおよびWBO世界スーパーバンタム級1位として、無敗の王者であるスティーブン・フルトンに挑戦した井上は、試合を8回1分14秒でTKO勝利。
30歳の誕生日を迎えて挑んだ新階級初戦で、世界ベルト2本を手に入れたのです。
これにより、井上は国内の2人目となる世界4階級制覇を達成し、20連勝の快挙を達成。
井上の勝利は衝撃的なものでした。試合中、井上は猛攻をしかけ、8回にはフルトンを左ジャブで連打しました。
そして30秒後には右ストレートからの左フックでフルトンをダウンさせ、連打で襲いかかりました。
その結果、レフェリーが試合をストップし、井上は新階級でも王座を獲得。
試合後のコメントでは、井上は「最強のフルトンを8回で倒すことができた。この階級で最強と言えるんじゃないかな。でもベルトは2本しかありません」と語っています。
さらに、試合を観戦していたもう1人の統一王者、マーロン・タパレスもリングに上がり、井上との対戦を希望。
井上は「今年中にやりましょう!」と応えたことから、新たな団体王座統一戦の実現が現実味を帯びています。
井上尚弥は以前、バンタム級で史上9人目、日本人初の4団体統一を成し遂げ、その後スーパーバンタム級に転向。
今回の挑戦は5年2カ月ぶりであり、相手のフルトンは無敗の統一王者でしたが、井上は負傷も乗り越えて十分な手応えを感じながら挑戦に臨みました。
これにより、井上尚弥のキャリアに新たな輝きが加わりました。
今後のタパレスとの対戦や、さらなる団体王座統一戦にも期待が高まっています。
世界に誇る日本のスーパースターボクサー、井上尚弥の活躍にますます注目です!