ビッグモーター:兼重社長は責任を工場長達に押しつけ!?果たしてそんなことで良いのか?

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東京を拠点とする中古車販売大手、ビッグモーターが自動車保険の不正請求をした悪質事件。

同社の兼重宏行社長が7月25日に行った記者会見において、問題の組織的な側面を否定しました。

兼重社長は、「組織的ということはないと思います。個々の工場長が指示してやったんじゃないか。事実確認が取れていませんけれども、それでないとこういうことは起きない」と述べ、不正行為は個別の工場長によるものだと主張しています。

責任を完全に部下に押し付けた形となり、世間はビッグモーターに対して厳しい目を向けています。

問題の原因について、兼重社長は「不合理な目標設定」とそれによるプレッシャーを指摘しています。

特に板金塗装部門の幹部が目標の達成を求められ、それが不正行為につながった可能性を示唆しています。

ただし、兼重氏は、「組織的と思われてもこれは致し方ないんですけども、決してそんなことはありません」とも述べており、組織全体の指示によるものではないという立場を強調しています。

さらに、会見では企業の風土についての質問も投げかけられました。

社員に配布された経営計画書には厳しい表現が含まれており、兼重社長は「もっと説明をしっかり記載しておけばよかったとは思います」と反省しつつ、これが「会社の方針として、経営に共感してくれない社員は力を発揮できない」という意味だと説明しました。

ビッグモーターの不正請求問題に対する兼重社長の見解は、今後の問題解決に向けて企業の姿勢や風土も含めて注目を集めることでしょう。

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