日本のボクシング界を席巻する井上尚弥が、WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで見事な勝利を収めました。
世界4団体統一王者の挑戦者として臨んだ試合で、井上はWBC・WBO王者スティーブン・フルトンを8回1分14秒のTKOで撃破し、史上2人目となる4階級制覇を達成しました。
井上の驚異的な強さに対して、ネット上では多くの称賛の声が上がっているなか、あるBreakingDownファイターの発言が多くのネット民の失笑を買っています。
試合後、井上を追ってきたBreakingDownファイターが自身のツイッターで「いつか拳を交えることになるであろう井上尚弥。モンスターって言われてるけど喧嘩なら私の方が強いです。僕を信じてください」と豪語したのです。
これに対して、フォロワーからは冷ややかな反応が相次いでいます。
喧嘩でも井上尚弥の方が強そうだという当然の声から、「ホラを吹くな」「秒でやられるだろう」「負ける気しかしない」といった厳しい意見まで様々です。
彼の自信に対して、多くのネットユーザーは当然のことながら、受け取ってはいません。
井上尚弥の実力は疑いようがありません。
一方で、喧嘩という別のシチュエーションにおいても同様に強いのか、という点については意見を異にする人も居ます。
こうした発言は興味を引き、今後の対戦相手に対する期待や注目度を高める要素ともなるでしょう。
しかし、こういう類の発言は一つの例外も無く、勘違いであり、ただの妄想です。
実際に厳しい練習をくぐり抜けたことが無いからこそ、その厳しさを想像すら出来ずに勘違いをしてしまうのです。
言葉なら何とでも言えます。
まずは結果を出してから、その後で発言をしないと何の信憑性もありませんね。