ビール園から老舗料亭まで、アサヒの外食事業が撤退への方針を明らかにしました。
アサヒフードクリエイトは、レストラン「アサヒビール園」などを含めた全店舗を廃業させる見通しです。
しかし、売却先を探す試みも行われるようです。気になる売却先はまだ未定。
さらに、アサヒグループは酒類事業への投資に集中することを決定しました。
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アサヒフードクリエイトの各店舗が売却先を見つけられない場合、閉店の可能性も浮上しています。
しかし、従業員の安心を最優先に進めるとのこと。
アサヒグループは外食事業の業績については開示していませんが、撤退は今年初めから検討されていたようです。
アサヒフードクリエイトは11都道府県で34店舗を展開しており、アサヒビール園は工場直送の生ビールとジンギスカンなどを提供し、観光名所としても知られています。
一方、老舗料亭「なだ万」は国内に26店舗と中国など海外に5店舗、総菜や弁当の販売形態で46店舗を展開していましたが、こちらも売却されることになります。
アサヒグループの外食事業からの撤退は、食の業界にも影響を与えるでしょう。
果たしてアサヒの外食事業の店舗はどうなってしまうのか、売却先や閉店の行方が気になります。