7月28日の試合、「阪神タイガース-広島東洋カープ」で、阪神タイガースの前川選手が涙ぐむシーンがありました。
この日、前川は後半戦初のスタメンで「6番・右翼」として出場していました。
試合の前半、前川は広島カープの先発投手、野村から1、2打席目で連続して空振り三振を喫してしまいました。
そして、6回には1死一塁の場面でケムナに対しても空振り三振。
この3打席連続三振の後、ベンチに戻った前川は涙を流してしまいました。
この光景には、前監督の矢野燿大氏がコメントを寄せました。「悔しいんでしょうね。泣いている暇があったらバットを振るしかない」と、前川に対して熱いエールを送りました。
また、同じく解説を務めていた下柳剛氏も、「まだ20歳ですからね。矢野さんは、まだプロにもなっていない」と、前川を優しくフォローしていました。
前川は次のイニングの守備から島田選手に交代し、その後の試合には出場せず。
しかし、彼の涙の瞬間は、多くのファンに感動と共感を呼び起こすこととなりました。
これからの前川の成長と活躍に、多くの期待が寄せられることでしょう。
前川右京プロフィール
- 基本情報 –
- 国籍: 日本
- 出身地: 三重県津市
- 生年月日: 2003年5月18日(20歳)
- 身長: 176 cm
- 体重: 88 kg
- 選手情報 –
- 投球・打席: 左投左打
- ポジション: 外野手
- プロ入り: 2021年 ドラフト4位
- 初出場: 2023年5月30日
- 年俸: 500万円(2023年)[1]
- 経歴 – プロ入り前:
- 津市立白塚小学校1年生の時にソフトボールを始め、津市立一身田中学校では津ボーイズという硬式野球のクラブチームでプレーしました。
- 智辯学園高等学校に進学し、最初は投手として高い評価を受けましたが、自身は野手としてプレーすることを宣言し、左翼手としてレギュラーとなりました。高校では通算37本塁打を記録し、スラッガーとして活躍しました。
- 2021年にプロ志望を明言し、同年のプロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから4位で指名を受け、契約を結びました。
- 2022年に一軍デビューし、2安打を記録しましたが、コンディション不良や負傷により戦列を離れることもありました。
- 2023年、春季キャンプに抜擢されましたが、キャンプイン直前に故障が発覚し二軍で調整を続けました。5月28日時点で二軍戦で好成績を残し、5月30日に一軍昇格しました。6月6日にプロ入り後初の安打を記録しました。
- 選手としての特徴・人物 –
- スラッガーとして高校時代に多くの本塁打を記録しており、高校の先輩である岡本和真を目標としています。
- 野球を40歳まで現役で続けたいと語っています。
- 智辯学園高等学校時代には、元阪神タイガースの選手である金本知憲から直接指導を受けた経験があります。
- 家族 –
- 2歳年上の兄・夏輝も野球選手であり、津田学園で甲子園出場の経験があります。現在はJR西日本でプレーしています。