岸田首相の誕生日に「原点に戻る」発言に疑問の声!支持率低迷の1年を振り返る

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2023年7月29日、岸田文雄首相がとして66歳の誕生日を迎えました。

この日は偶然にも、立憲民主党の泉健太代表と共産党の志位和夫委員長も同じ誕生日を迎えるという珍しい事態となりました。

岸田首相は誕生日を前に、担当記者団に対して多くの方々に支えられて年を重ねることに感謝の意を表し、「今年の夏はあらためて政権発足の原点に戻り、現場の声、さまざまな声を聞く取り組みを進めている。こうした声を大事にしながら、結果を出すべく努力を続ける」と述べました。

しかし、岸田首相の1年は支持率の低下との厳しい戦いでもありました。

2022年には安倍晋三元首相の銃撃事件があり、国葬に関しては国論が二分され、内閣支持率は前月比12.0ポイント減の32.3%と政権発足後、最低水準に低迷しました。

その後も旧統一教会との深い関係が問題視され、閣僚のドミノ辞任が相次ぎ、支持率はさらに27.4%と危険水域に突入しました。

一時期、G7広島サミットで評価される場面もありましたが、2023年6月には公邸での親族との忘年会と不適切な記念写真撮影が発覚。

長男の秘書官の更迭とともに、岸田首相自身も参加したことが報じられ、支持率は35.1%と上昇分が帳消しになりました。

更に、7月上旬にはマイナンバーカードのトラブルが頻発し、支持率は30.8%にまで低下してしまいました。

岸田首相は誕生日を迎えるにあたって決意を新たにしたものの、国内では大雨災害に見舞われた福岡入りに対しても批判が噴出しています。

ネットのニュースサイトには、岸田首相に対する辛らつな書き込みも相次いでおり、「あなたの誕生日なんてどうでもいいですから」「『感謝してる』って言ってる奴がここまで国民を苦しめるかね?」などといったコメントが目立っています。

岸田首相はこの夏、全国行脚を行いながら車座対話を実施する予定ですが、低迷する支持率から脱却するためには国民の暮らしを改善する「結果」を早急に出すことが求められています。

政治ジャーナリストは「この支持率低空飛行から抜け出せる明るい材料は見当たりません」と述べており、岸田首相が誕生日を機に掲げた決意をどのように実現していくのか、今後の展望に注目が集まっています。

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